松阪牛やまとでは、竹皮にお肉を包んでお届けしております。
ですが、普段竹皮に馴染みがないと、どう使っていいのか悩みますよね。
使わずにゴミ箱へ・・・それはもったいないですよ。
竹皮には様々な使い方・効果があるので、一度使ってみてはいかがでしょうか。
それではさっそく、竹皮の使い方についてご紹介いたします。
パリパリに乾燥したままの竹皮では使いづらいので、まずは柔らかく戻すところから。
準備はとても簡単です。
使用する前に、20~30分ほど水に浸して柔らかくします。
写真のように折り曲げて水に付ける場合は、竹皮全体に水をかけて湿らせてから折り曲げるようにしてください。
小皿などで重石をすると、しっかりと水につかります。
30分も待てないわ。という場合は、ぬるま湯を使えばすぐに柔らかくなりますよ。
竹皮が柔らかくなったら、キッチンペーパーなどで水気をしっかりと拭きとれば、準備完了です。
竹皮の繊維に沿って引くと、簡単に「竹紐」を作ることができます。おにぎりを包んだ後の竹皮を結ぶのにピッタリです。
準備を終えた竹皮を使って、まずは何を包みますか?
そう難しく考えずに、今までサランラップやアルミホイルを使っていたところを、竹皮に置きかえてみて下さい。
まず定番のおにぎりはいかがですか。
竹皮に包まれているだけで、いつもより美味しそうに見えるのは、私だけでしょうか?
さらに、「包むだけ」では終わりません。
包んで焼く、蒸す、煮る。
どんな料理でも応用が利くところが、竹皮のすごいところなんです!
煮魚を作るときに鍋底に敷けば、煮崩れを防いでくれますし、竹皮ごとお皿に移せば、盛り付けが簡単です。
ベーキングシートの代わりに型に敷けば、いつもとは趣向の違うお菓子が焼きあがります。
また蒸し料理にもピッタリ。
蒸籠が無くても、竹皮で包んで蒸せば、竹の香りが食材に移って上品な一皿ができますよ。
竹皮は昔から、食材を包むために使われてきました。
今よりも保冷技術が劣っていた時代に、
腐敗しやすいお肉やお魚、長旅のお供の握り飯を包んできたのです。
ではなぜ、竹皮だったのでしょう?
ここからは竹皮の持つ特性について、ご紹介いたします。
竹皮には大きく分けて5つの特性があります。
食材を長く保存するために注意しなければいけない点は様々ありますが・・・。
竹皮の特性をみてみると、「通気性」があって湿度が高くならず、「抗菌作用」もあります。
これらが「防腐」につながるので、食材を包むことに"たけている"のがわかります。
もう少し詳しく見ていくと・・・
竹皮は、抗菌作用のある「フラボノイド色素」や「高級脂肪酸」という成分を含んでいます。
それに加え、食材の余分な水分を放出し、同時に乾燥しすぎないように、自動調湿までしてくれます。
包んだ食材が湿気過ぎず乾きすぎず、長時間美味しい状態を保ち続けるのです。
また食材の風味を損なうことなく、臭みだけを取り除くので、生のお肉やお魚を包むことはとても理にかなった使い方なんですね。
「エコ」や「時短」といったキーワードが注目される昨今ですが、
竹皮は使った後に、きれいに洗って十分に乾燥※させれば、また繰り返し使うことができる丈夫な素材です。
竹皮に包んだまま、電子レンジで温めなおすことも可能なんですよ。
(※直射日光を避けて、風通しの良いところで乾かしてください。)
このように竹皮は、食材の腐敗を防ぐことはもちろん、
食材にとって、いいこと尽くめの「調理グッズ」なのです。
昔の人はとても理にかなった使い方をされていますし、この知恵を使わない手はありません。
どんどん活用してみて下さい。
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