松阪牛と神戸牛との違い？

日本人が高級ブランド牛というと浮かぶのが松阪牛、神戸牛でしょう。
いずれも世界に誇れる和牛ですよね。
海外の方に日本のお肉と聞くと「松阪、神戸ビーフ」という答えが返ってきます。
三重県中勢部を流れる出雲川、そこから宮川という地域にかけて肥育された黒毛和牛の雌、しかも処女牛のことを松阪牛といいます。
定義や管理に厳しい規則があり、肥育される方々はまさしく牛中心の生活を送り、最高和牛と呼ばれる品質の松阪牛を生育しているのです。

方や神戸牛はというと、兵庫県但馬牛、このうち、「未経験牛か去勢牛」であること、またその中でもAランク、もしくはBランクの4から6以上であること、雌であれば枝肉の重さが230キロ以上470キロであること、去勢牛であれば260キロから470キロであることが定義されています。
やはり松阪牛と同じように、生育にも管理にも特別に配慮し、肥育される皆さんは牛の成育に一生をかけ、最高の牛を作ることに日々、頑張っておられる方々です。

こだわりとさらに上を目指すという気持ち、また質の高い和牛を作り出す誇りを持っていなければできない仕事です。
松阪牛はサシが細かくバランスのいい美しいお肉。
甘みがありとろけるような質感の最高級お肉です。
神戸牛も脂身がバランスよく入り、甘み成分が強いお肉として知られています。
いずれも、生でいただいておいしい国内最高のお肉です。

では、松阪牛と神戸牛は違う牛なのか？というと、産地の違いだといわれています。
もちろん、環境も肥育の仕方も違いがあるのかもしれませんが、双方に言えることは丹精こめて誇りを持って肥育された最高の牛肉、ということです。
私たち一般人が松阪牛と神戸牛の違いを見分けろといわれてもたぶん無理だと思いますが、ご贈答用にしても、特別な日にいただくお肉としても、松阪牛、神戸牛いずれかを選んでおけば間違いない！！といえる、日本の最高級和牛です。
海外の方への贈り物にも選ばれる方が多いと聞きますよ。

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