松阪牛は小型の牛で、それほど多くの個体が出まわっているわけではありません。もちろん、希少価値があることが、価格を押し上げている理由にもなっています。
一頭1千万円とも言われる松阪牛ですが、余すところなくきれいに使い切ることができるんです。
松阪牛は捨てる部分がほとんどないと言われていて、肉は全ての部位を加工することが可能です。
松阪牛全体は、13部位に分けて販売、加工していきます。各部位ごとに味や固さなどの特徴が全部違います。そのため、松阪牛の部位ごとに、調理法やレシピも変わってきます。
日本人は魚の降ろし方や部位には詳しいのですが、人によっては肉の部位のことをあまり知らない人も少なくないものです。
リブロース、肩ロース、サーロイン、ネック、スネなど、部位によって使うメニューも変わってきますよね。
松阪牛はロースのきれいな霜降り肉を贅沢にすきやきでというのももちろん王道ですが、その他の部位もコトコト煮込んでコクのあるビーフシチューや、カレーにするのもいいですよね。
ひき肉になった松阪牛も購入できますから、ハンバーグやコロッケに使うのもいいですよね。メンチカツも人気です。
捨てる所のない松阪牛は、皮革製品も人気が出てきました。今までは松阪牛の油分が皮革製品に仕上げるときにネックになっていたのですが、加工方法を工夫することで、バッグや時計のベルトなどに加工が可能になっています。
小型の松阪牛から皮革製品のパーツなどをくりぬいていく作業は、細かく大変な仕事です。しかし日本の技術と職人の技で、繊細な縫製が可能になっています。
牛革のバッグは、使い込むほどに良さが出てくるものです。松阪牛の皮革は艶があって、上質な質感が楽しめます。霜降り肉に代表されるように、不飽和脂肪酸が一般の牛革より多くふくまれています。革に油分が多いということは、使い込むほどに表面に浮き出して、艶と風合いが深まるということにもなります。
松阪牛の皮革製品は、長く使いたいアイテムだということができます。
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