美味しいステーキを自宅で楽しむなら、お肉の焼き方が大切です!
ステーキを自分で焼くと、どうしても硬くなってしまったり、焼き加減がわからなくて火を通しすぎてしまったり、なかなか上手く焼けませんよね。
焼き方のコツさえつかめば、高級な分厚いステーキ肉だけでなく、スーパーなどで買ったステーキ肉も、柔らかくジューシーに焼くことができますよ。
フライパンでもできる美味しいお肉の焼き方や、意外と知らない焼き加減の呼び方など、ステーキや分厚いお肉を美味しく食べるための豆知識をご紹介します。
焼き加減の呼び方
ステーキの焼き方には、焼き加減によってさまざまな呼び方があります。
良く知られているのは、レア・ミディアム・ウェルダンなどですが、それ以外にも実はあまり知られていない呼び方があるのをご存知ですか?
ステーキの焼き加減は10段階に分かれており、「ロー」や「ブルー」など、普段あまり聞きなれない呼び方もあります。呼び方を知っていれば、ステーキ屋などで聞かれたときにも、好みの焼き加減を注文できますよね。
ステーキの焼き加減とその呼び方をまとめましたので、参考にしてみてください。
呼び方 | ステーキの焼き加減 |
---|---|
ロー | 完全に生の状態 |
ブルー | 限りなく生に近く、表面を数秒焼いた状態 |
ブルーレア | 表面にさっと火を通し、中は冷たい状態 |
レア | 表面のみ焼き、中も余熱で少し暖かくなっている状態 |
ミディアムレア | 中まで熱が通っているが、中はまだ赤い生の状態 |
ミディアム | 中まで火が通り、肉色がピンク色に変わっている状態 |
ミディアムウェル | 良く焼いてあるが、中心に少しピンク色が残っている状態 |
ウェル | 中まで良く焼いた状態 |
ウェルダン | 断面のピンク色がなくなるまで焼いた状態 |
ヴェリーウェルダン | 完全に中まで焼いており、肉汁が外に出ない状態 |
ステーキを美味しく焼くためのコツ
ステーキを美味しく焼くためには、焼く前の準備が大切です。
牛肉は加熱しすぎると脂や風味が抜けてしまい、パサついてしまいます。焼く時間を短くするために、調理する前に冷蔵庫から出して室温に戻しておくと良いでしょう。
スーパーなどで購入したステーキ肉は、焼くと硬くなってしまう場合があります。下準備として、お肉を叩き棒や包丁の背で叩いたり、筋を包丁の先で切ったりしておくと、お肉が硬くなりにくいのでおすすめです。
ステーキ肉を買ってきてもすぐに食べない場合には、冷蔵庫で3日、冷凍庫で約1か月ほど保存することができます。お肉の表面が空気に触れないようにしっかりとラップをして、さらに密閉可能な容器やパックに入れて保存すると良いでしょう。
フライパンとオーブンどちらが上手に焼ける?
ステーキを焼くなら、フライパンとオーブン、どちらが美味しく焼けるのでしょうか。
フライパンで調理すると、お肉から出た肉汁や脂を利用して焼くことができるため、お肉の脂を逃すことなく美味しさを倍増させることができます。フライパンでステーキを焼く場合には、熱しやすい鉄製のフライパンがおすすめです。十分に熱してから牛脂などを溶かし、お肉を入れるようにしましょう。
オーブンで調理すると、水分や旨味をしっかりお肉の中に閉じ込めることができ、調理後も柔らかく食べることができます。オーブンでステーキを焼く場合には、グリル機能があればグリルに設定して焼くと良いでしょう。
フライパンやオーブンの特徴を理解して、お好みの調理器具でステーキ用の肉を調理してみましょう。
自宅での焼き方
それでは、家庭のフライパンでも出来る、美味しいステーキの焼き方をご紹介します。
ステーキは焼く30分から1時間前には冷蔵庫から取り出し、室温に戻しておきましょう。また、必要な場合は、筋切りや叩き棒で叩いて下処理をしておきます。
- 十分に温めたフライパンに牛脂を溶かし、まんべんなくなじむように回します。
- 焼く直前に、肉の両面にさっと塩コショウをし、フライパンに乗せます。
- 片面を強火で1分ほど焼き、裏返して中火で焼きます。
- にじみ出た脂を、キッチンペーパーなどで吸い取りましょう。
- さらに2分ほど焼いてレアの状態になったら、醤油を小さじ1杯程度たらしたら完成です。
ステーキの焼き加減の基本はレアですが、お好みに合わせて焼き加減を調節してみてください。厚みがあるお肉の場合は、焼く時間を少し長めにすると良いでしょう。お好みで、わさびなどをつけて食べると、また違った味わいが楽しめますよ。
さらに本格的にステーキを焼きたいという方には、ステーキ専用のフライパンを使って焼くのもおすすめです。
やまとダイニングでは、筋切りなどの下処理が必要のない上質なお肉をお届けしております。また、ステーキを購入してくださった方には、美味しく焼ける焼き方レシピなども一緒にお送りしておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
このように、家庭でもコツさえつかめば、ステーキを美味しく焼くことができます。せっかく美味しいお肉を買ってきたのに、焼き方で失敗してしまっては勿体ないですよね。今回の焼き方のコツを参考に、美味しいステーキを楽しんでください!